基本的なコマンドですが、まとめておきます。
よく使うオプションしか載せていません。
アプリケーション・ファイルの起動
start "" /オプション "アプリケーション・ファイルパス"
オプションを使うとしたら、次の2つでしょうか。指定しなくても構いません。
- /min … 最小化状態で実行
- /max … 最大化状態で実行
start の直後のダブルクォーテーションはタイトルなのですが、通常は不要なので何も指定しません。
タイトルの部分は完全に省略できますが、アプリケーションパスの括りと区別するために習慣的に付けるようにしています。
アプリケーションの終了
taskkill /t /f /im イメージ名
イメージ名は、タスクマネージャーのプロセスタブ、イメージ名に表示される名前です。
ファイルを開いた時には関連付けされたアプリケーションが起動しているはずですので、該当するアプリケーションのイメージ名を指定します。
オプションの /t は関連するプロセスも終了させるオプション。通常は付けておいて構いません。
/f は強制終了指示になるので、未保存データは保存されませんので注意です。/f を付けなければ、保存確認ダイアログが出ます。
/im はイメージ名を指定する記述です。
電卓を開いて、3秒後に終了する
特に意味の無い動作ですが、確認のため内容を書いてみます。
この類のバッチファイルは画面に表示しない使い方が多いかと思い、バッチを最小化して実行する 記述も追加しています。
C:\Windows\System32 フォルダ内のアプリケーションはファイル名だけ指定しても動作しますが、明示したければ %SYSTEM32% を使います。
3秒待機については バッチファイルにウェイトを入れる を参照。
@echo off
if not %0=="%~dp0.%~nx0" (
start "" /min cmd /c,"%~dp0.%~nx0" %*
exit
)
start "" "%SYSTEM32%calc.exe"
ping localhost -n 4 > nul
taskkill /t /f /im calc.exe